マラリアに次いで危険な熱帯病“シャーガス病”の陽性が日本の献血血液に!?

中南米でマラリアに次いで危険な熱帯病と言われる
「シャーガス病」をご存知ですか?

私は今日まで知りませんでしたヽ(´Д`;)ノ

別名“アメリカトリパノソーマ病”

感染者数は
中南米で1000万人くらい、
毎年20万人くらいが新たに感染する病気だそうです。

病気の原因は“サシガメ”という虫で媒体される
寄生虫
で、

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治療をしないと10年~20年後に心臓疾患などで
死んでしまう恐ろしい病気!!

“サシガメ”はカメムシの仲間ですが、
シャーガス病の媒体になる“サシガメ”は吸血性があり、
血を吸うときに刺し口から寄生虫が侵入して
シャーガス病を引き起こすそうです。

サシガメの糞が混入している食品や水を摂取しても感染する可能性があるそうなので
未調理だったり、衛生的でない水を飲むのも避けたいですね。

もちろん輸血でも感染するので
陽生の人は献血をしないように厚生労働省では呼びかけています。

といっても、
自覚症状もないまま慢性期に移行することが多いようで、
病気が進行してしまうと治療法がないらしく、

一応、感染直後であれば効果がみられる薬もあるようなのですが、
 ・副作用が大きい
 ・トリパノソーマに耐性種が出現している
という問題も抱えているんですね。

“サシガメ”が生息しやすい土壁や萱葺屋根で
生活している貧困層がかかりやすい病気なので
「貧困層の病気」とも呼ばれているとか(;´Д`)

1998年には第51回世界保健総会で
「2010年までにシャーガス病の感染中断を達成させましょう~!!」
的な決議があり、
2000年から始まった駆除作業で
かなりの数の家屋からサシガメが駆除されたようですが、

「駆除するだけでなく、
現地の住民達が“サシガメ”“シャーガス病”のことを理解する必要がある」
と考えた青年海外協力隊の方が現地の住民にも
“サシガメ”“シャーガス病”の説明をしていたそうです。

2013年8月14日に厚生労働省の審議会で報告された話によると
「国内でシャーガス病感染者の献血が初めて確認された。」
とのこと。

一応、献血時には自己申告制
 ・渡航歴
 ・出身地
は報告しなければなりませんが、

自覚症状がないのであれば申告したところで、
献血した本人にはわからないんでしょうね(´;ω;`)

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2 Responses to “マラリアに次いで危険な熱帯病“シャーガス病”の陽性が日本の献血血液に!?”

  1. マラリアより怖い!! 現在のところマラリアは診断がつけば治療法が確立されています、しかしシャーガス病に関しては感染初期には有効な薬剤がありますが、いわゆる慢性期(長い無症状期)に入ってしまうと根治療法は困難です、という意味ではマラリアより怖いと言えるのでは? とはいえ慢性期の無症状(抗体はあっても症状が出ていない)では通常の生活は充分に出来ます、病気の進展を防ぐための予防的投薬はありますが、現在の日本では国内未承認薬ですので、対応しきれないでしょう。 今回ももしも二次感染者が出てしまった場合を考えると、その対応はどうするのか?厚生省、日赤はその方策はあるのでしょうか?善意の献血者はまったく無症状で元気な方なのでしょう、感染後長いこと発症をすることなく、感染者の体内で生存し続けることが出来るのがこの病原体Tryoanosoma cruzi の賢さです。心臓や、消化器官に症状が出てきたときには根治療法はありませんが、日本でも多くの患者様が対処療法でがんばっています。 したがって中南米ラテンアメリカ人およびその環境に長く生活暦のある日本人も含めてシャーガス病の感染を知るための抗体検査を受けてください。ウエーブサイト上の医療支援活動をチェックしてください。次回は8月24日山梨県中央市玉穂市民総合会館健康相談会会場で抗体検査をしています。

    • siritai より:

      詳しい解説ありがとうございますm(_ _)m

      本当にいままで知らなかった病気なので参考にさせていただきます。

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